自宅のリフォームに満足して店舗改修も依頼! 桧のカウンターが美しく機能的に蘇りました

浜松市中央区 旬の料理 大内様の声
戸 建
浜松市中央区 旬の料理 大内
浜松市中央区板屋町で「旬の料理 大内」という和食店を夫婦で営んでいます。今年の春に自宅のリフォームを遠鉄のリフォームさんにお願いしたのですが、担当者さんの対応がとても親切で、工事も丁寧にやってくださったことから、今度は店舗のカウンターのリフォームもお願いすることにしました。
 
店舗のカウンターはヒノキの無垢材でできており、お客様のカウンターの手前に「前板」と呼ばれる幅の狭いカウンターがもう一枚取り付けてあります。開店以来、美しい木目と香りが自慢で、歳月とともにヒノキ独特の味わいも増してきたように思います。
 
しかし、前板の部分は調理の際にもよく使うことが多いため、長年の使用により黒ずみや汚れが目立つようになって来ました。魚の下処理やイカの墨、鱗などが跳ねる調理時の汚れが染み込んで、取れなくなってしまったのです。
工事前のカウンター 工事後のカウンター
当初は板自体を新しいヒノキ材に交換することも考えましたが、材料費や工事費がかなり高額となるため、現実的ではありませんでした。そこで担当者さんから提案されたのが、メラミン化粧板によるリフォームでした。

※メラミン化粧板とは色柄が豊富で、耐久性に優れた材料で、店舗・病院・オフィスなどのテーブルや家具の表面材として使われる建築素材です。

工事は定休日を利用して行われ、半日程度で完了しました。まず既存の板の表面を削り、その上に木目調のメラミン化粧板を貼るという方法です。このメラミン化粧板が本当に素晴らしく、本物の木材と見分けがつかないほど精巧で、プロでもすぐには判別できないほどの仕上がりでした。既存の板の色や質感に合わせて複数のサンプルから選定したので、違和感のない自然な仕上がりになっています。
カウンター部分のアップ
今回工事に使用したメラミン化粧板 メーカー:AICA 品番:TSY15001
何より嬉しいのは、メラミン化粧板には撥水加工が施されているため、日々の手入れが格段にしやすくなったこと。無垢材には独特の味わいがありますが、汚れが染み込みやすいという難点があります。その点、新しいカウンターは汚れが取れやすく、清潔感を保てるようになりました。

実はカウンターの工事で店を休みにしたため、その間に京都へ旅行して有名料亭を訪ねたのですが、その店では8メートルもの無垢の一枚板のカウンターが使われていました。店主に話を伺うと、お客様が帰ってからすぐにカウンターをシートで保護するという徹底した管理によって美しさを保っていることを知り、感銘を受けました。そのため、リフォーム後は自店でも同様のメンテナンス方法を導入しています。
 
リフォーム後、お客様からは「きれいになったね」という声をいただいています。中には変化に気づかない方もいらっしゃいますが、それは逆にパネルシートの自然な仕上がりを証明しているともいえるでしょう。
メンテナンスがしやすくなったカウンター
当店では、カツオやマグロの尻尾の骨を手で加工した自家製の爪楊枝を提供するなど、細部にまでこだわったおもてなしを心がけています。美しく清潔なカウンターは、そうした私たちの想いを表現する大切な舞台でもあります。
 
遠鉄のリフォームさんは、自宅に続いて店舗でも期待以上の仕上がりを提供してくださいました。コストを抑えながらも品質の高いリフォームを実現してもらえて、本当に感謝しています。美しく生まれ変わったカウンターで、これからもお客様に喜んでいただける料理とサービスを提供していきたいと思います。
 
【店舗情報】
旬の料理 大内
住所:浜松市中央区板屋町672 food昴ビル 2階
TEL:053-452-8600
営業時間:17時30分〜22時
定休日:日曜