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リビングの壁紙選びのポイントは?アクセントクロスの効果や張り替え費用を解説

リビングの壁紙を張り替えたいけど、どうやって選べばいいかわからないとお悩みではないでしょうか?
リビングは家の中心となる場所なので、壁紙選びは慎重に行いたいものです。

この記事では、リビングの壁紙選びのポイントや張り替え費用について解説します。
リビングの壁紙におすすめの色や、おしゃれなアクセントクロスについても説明するのでぜひ参考にしてください。


 

リビングの壁紙選びのポイントは?

ここでは、リビングの壁紙を選ぶ5つのポイントをご紹介します。

 

汚れや傷に強い壁紙

壁紙には、さまざまな機能を備えた「機能性壁紙」があります。
リビングに使用する壁紙は、汚れや傷に強い素材を選びましょう。

リビングは頻繁な人の出入りや、食事中の食べこぼしなどで汚れやすい場所です。
小さな子供がいるご家庭だと、おもちゃを壁にぶつけた傷などが目立つこともあります。
そのためリビングの壁紙は「防汚機能」や「表面強化仕上げ」のものがおすすめです。
ペットを飼っているご家庭には「防臭・消臭機能」が備わった壁紙も人気です。

 

家具やファブリックとの調和

リビングの壁紙選びで大切なことは「周囲との調和」です。
壁紙だけ浮いてしまわないよう、全体的に統一感のある壁紙を選ぶことがポイントです。

リビングには椅子やテーブル、カーテンやラグなど、さまざまなアイテムが混在しています。
壁紙だけ見て気に入ったとしても、家具やファブリックと合っていなければリビングは落ち着かない空間になってしまいます。
リビングの壁紙は家具との相性を考えて選び、奇抜な柄や特徴的な壁紙を使うときは、アクセントクロスとして一部のみ取り入れるとよいでしょう。

 

床の色とのバランス

リビングの壁紙を選ぶときは、床の色とのバランスも大切です。
床が濃い色の場合は、同じように濃い色の壁紙を選ぶとリビング全体が重苦しい印象になってしまいます。
そのためホワイト系やベージュ系、もしくは淡色系の壁紙にするのがよいでしょう。

一方床が明るい色の場合は、濃い色・薄い色どちらの壁紙でも合わせられます。
ただし全体的に白色で無地だと、部屋がぼやけた印象になりがちです。
床も壁もホワイト系の場合は、アクセントクロスを取り入れるなどして変化をつけるのがおすすめです。

 

隣接する部屋の壁紙とのバランス

リビングとつながる廊下やキッチンなど、隣接する空間とのバランスにも配慮しましょう。
リビングの壁紙とキッチンなどの壁紙が違いすぎると、統一感のないちぐはぐな印象を与えてしまいます。
リビングの壁紙は周囲との違和感を感じないように、同系色でまとめるなどしましょう。

 

大きめのサンプルカットの取り寄せ

一般的な見本帳は、現物が小さいため質感や色味がわかりにくいです。
実際に貼ったときの全体像をイメージするためには、少し大きめの壁紙サンプルを取り寄せることをおすすめします。
メーカーにもよりますが、サンプルカットのサイズはA4が一般的です。

壁紙は、日光や照明の当たり具合で見え方が変わります。
サンプルをリビングの壁面に実際に当てながら、どのように見えるかチェックしましょう。


 

リビングの壁紙におすすめの色

リビングは一家団らんや食事をしたり、時には知人や友人を招いたりする場所です。
誰もがゆったりとくつろげるように、あまり奇抜ではないシンプルな色の壁紙を選ぶ人が多いようです。

ここでは人気のホワイト系とベージュ系のほか、シックなグレー系の壁紙について紹介します。

 

部屋を明るく見せてくれる白色(ホワイト)

白色は光の反射率が高いため、採光が取りにくい部屋でも明るく見せてくれます。
そのためリビングの薄暗さが気になる場合は、ホワイト系の壁紙がおすすめです。
また、白色は空間を広く見せる効果があるため、リビングが広く感じられるというメリットもあります。

 

落ち着いた雰囲気のベージュ

温かみがあるベージュ系の壁紙は、明るいながらも落ち着いた雰囲気のリビングに仕上がります。
とくにリビングの日当たりがよい場合は、ホワイト系よりベージュ系の壁紙がおすすめです。
オフホワイトの壁紙だと光の反射が強すぎて、部屋が眩しく感じることがあるためです。

 

上品な雰囲気のグレー

グレーの壁紙は、リビングに上質さをプラスしてくれます。
全体的にすっきりとした雰囲気に仕上がるため、モダンシックな部屋が好みの人におすすめです。
グレーと言えばやや重たいイメージですが、色の幅が広いためさまざまなコーディネートが可能です。
またグレーは無彩色のため、どんなインテリアにも合わせやすいという特徴があります。

ノーマルグレーやダークグレーの壁紙は、アクセントクロスとして一面だけ取り入れるのがおすすめです。
一方ごく薄めのライトグレーの場合は、すべての壁面に貼ってもそれほど暗い印象にはならないでしょう。


 

リビングをおしゃれにするアクセントクロスとは?

アクセントクロスとは、壁全体ではなく一面(もしくは一部分)だけアクセントとなる壁紙を貼る方法です。
ポイントクロスとも呼ばれ、部屋にメリハリを出したいときに使われます。

日本では1室に使う壁紙は単色のことが多く、部屋が単調な雰囲気になりがちです。
アクセントクロスを取り入れれば、遊び心のあるおしゃれなリビングを演出できます。

 

アクセントクロスの取り入れ方のポイント

アクセントクロスに使用する壁紙は「淡い色よりも濃い色」「控え目な柄よりも大胆な柄」がおすすめです。

アクセントクロスは、単調な部屋のイメージを変える目的で使用します。
そのため同系色や控え目な柄より、部屋に入ったときにパッと目を引くような壁紙の方が効果を発揮しやすいでしょう。

色や柄の選び方のポイントは、まず「リビングのテーマ」を決めることです。
ぱっと見て気に入った色や柄があったとしても、部屋の雰囲気に合うとは限りません。
ほかの壁紙や家具との調和はどうか、リビングをどのような雰囲気にしたいのかを考えた上で、アクセントクロスの色や柄を選びましょう。


 

リビングの壁紙の張り替え費用

リビングの壁紙の張り替え費用は、1㎡あたり1,000~1,500円程度が相場です。
価格の差は壁紙の種類によるもので、一般的な壁紙で1,200~1,500円/㎡程度、機能性壁紙だと1,500~1,700円/㎡程度でしょう。

例えば「広さ15畳・壁面の面積70㎡」のリビングの場合、壁紙のおよその張り替え費用は次のとおりです。

 ・一般的な壁紙を使用:80,000~105,000円
 ・機能性壁紙を使用: 105,000~120,000円

壁紙の張り替え費用は、材料費や作業費以外に、照明器具やカーテンなどの付帯物の取外しや家具移動費などを含むかどうかでも変わってきます。
事前にリフォーム会社から見積もりをもらい、金額の詳細を確認しましょう。


 

まとめ

リビングは人が集まる場所なので、傷や汚れに強い壁紙を選ぶのがおすすめです。
壁紙選びで失敗しないコツは、リビングの家具や床の色、隣接するキッチンなどの壁紙とのバランスを考えることです。

壁紙の色はホワイト系やベージュ系だと明るい雰囲気に、グレー系だと落ち着いた上品な雰囲気に仕上がるでしょう。
単調なリビングに変化をつけたいなら、思い切ってアクセントクロスを取り入れる方法もあります。

リビングの壁紙についてお悩みなら、まずは信頼できるリフォーム会社に相談しましょう。



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