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玄関の庇(ひさし)は後付けできる!リフォーム費用やポイントをチェック

家の玄関に「庇を設置したい」とお悩みではないでしょうか?
新築時には玄関に庇がついていないことも多いですが、庇はリフォームで後付け可能です。

この記事では玄関の庇の種類やリフォームにかかる費用、設置の注意点について解説します。
庇の役割や、実際のリフォーム事例についても紹介するのでぜひ参考にしてください。


 

玄関の庇(ひさし)の役割

庇とは、窓やバルコニー、玄関ドアなどの上部に設置された「小さな屋根」のようなものです。
庇の有無については、それほど重要性を感じない人もいるかもしれません。
しかし、玄関に庇があるのとないのとでは、私たちの暮らしに大きな影響があることをご存じでしょうか?

これから、庇の主な役割について見ていきましょう。

 

雨除けになってくれる

玄関の庇は、雨の日にとても役立ちます。
例えば玄関のカギを開けるとき、庇があれば一旦傘をたたんでゆっくり鍵を取り出せます。
宅配便の受け取りも、庇があれば荷物を濡らさずに済みますし、近年利用者が多い「置き配」の際にも庇が重宝します。

玄関の庇は、玄関が汚れるのを防止する役割もあります。
玄関に庇がないと雨が直接ドアを濡らしてしまいますし、扉を開けると雨が玄関の中に直接吹き込みます。
このように、庇がないと玄関周辺が汚れやすく掃除の手間がかかってしまいます。
庇があれば玄関が雨で汚れるのを軽減してくれます。

 

強い日差しから守ってくれる

真夏の日差しはとても強いため、庇がない玄関は直射日光があたり気温が高くなってしまいます。
日光が当たる時間が長いと、建物の外壁や玄関ドアの劣化も早くなります。
玄関に庇をつけることで、夏場の玄関の気温上昇や、建物の劣化速度を抑えることへと繋がります。


 

後付け可能な玄関の庇

後付け可能な庇には、木製やアルミ製など数種類の素材があります。
サイズは玄関ドアやポーチの幅に合わせて設置されますが、出幅は60・90・120cmが一般的で、横幅は90cmから大きいものだと200cmくらいのタイプまであります。

ここでは後付け可能な庇について、種類ごとにそれぞれの特徴を紹介します。

 

木製の庇

木製の庇は高級感があり落ち着いた雰囲気で、ナチュラルテイストが好きな人におすすめです。
素材は防水性の高いヒバ材がよく使われますが、最近では防水性・耐久性UPのために、庇の上部はアルミやガルバリウムなどで覆われていることが多いです。

 

アルミ製の庇

アルミ製の庇は、玄関の庇として広く普及しています。
「軽量なので外壁への負担が少ない」「腐食しにくいため耐久性が高い」などの特徴があり、価格もリーズナブルなため人気の素材のひとつです。

すっきりとしたシンプルなデザインなので、どんな玄関にも馴染みやすいことがメリットです。
しかしシンプルで飾り気がないタイプが多いので、見た目に物足りなさを感じる人もいるでしょう。

 

ガラス製の庇

デザイン性が高いガラス製の庇は、玄関をおしゃれに見せたい人におすすめです。
透明や半透明のものがあり、日光を遮らないので玄関が明るく、見た目にもすっきりとした印象を与えてくれます。

「ガラスだと割れやすいのでは?」と心配になるかもしれませんが、ガラスの庇はさまざまな強度・耐久試験をクリアしているため安心して使用できます。

 

ポリカーボネート製の庇

ポリカーボネート(ポリカ)は、カーポートの屋根によく使用される素材です。
軽量で耐久性・耐候性があるため、玄関の庇にも一般的に使われています。
色は透明や半透明があり、加工しやすい素材のためデザインも豊富です。

 

ガルバリウム鋼板製の庇

ガルバリウムはアルミニウムと亜鉛を混ぜた合金のことで、このガルバリウムでメッキをした鋼板を「ガルバリウム鋼板」といいます。

ガルバリウム鋼板は耐久性・耐熱性に優れ、腐食しにくいという特徴があります。
そのため家の屋根やベランダ周辺、外壁などによく使用されています。
ガルバリウム鋼板製の庇は、鋼板が持つ独特な色合いや質感によりスタイリッシュな印象を与えてくれます。


 

玄関の庇の後付け費用

玄関の庇の後付けにかかる費用は、庇の本体代金と設置作業費の総額です。
庇の価格は素材やサイズにより違いますが、安価なものなら2万円程度から、作業費の相場は5万円前後が一般的です。
庇の本体代金と設置作業費を合わせた総額は、10~30万円くらいが目安となります。
ただし、庇設置面に下地が必要となりますので、下地が入っていない場合は、別途工事が必要となります。


 

玄関の庇のリフォーム事例

ここでは、遠鉄のリフォームが手がけた玄関の庇の後付け事例について紹介します。
庇の後付けで雨でも濡れにくい玄関に!
【Before】

【After】
 
施工内容
  • 後付け庇設置工事
工事期間 2日
工事費用 約15万円
使用商材
  • YKKAP アルミ庇コンバイザー モダンタイプ
お客様の要望
  • 雨の日でも濡れずに玄関から車に移動したい
ご提案内容
  • コンパクトながら雨除けになる出幅60cmのアルミ庇をご提案

ご依頼主様より、雨の日は玄関先から車までの移動で濡れてしまうとのご相談を受け、アルミ製のモダンな後付け庇の設置を提案しました。
すっきりとしたデザインで、ホワイトの外壁や窓枠の色にもよくマッチしています。


 

玄関の庇を後付けする際の注意点

 

玄関の庇は後付けできることがほとんどですが、いくつか注意点もあります。
ここでは、特に注意が必要な2点について解説します。

 

1.建ぺい率に注意   

家などの建物は、地域により定められた建ぺい率の範囲内でしか建築できません。
建ぺい率とは「敷地面積に対する建築面積の割合」のことです。


【建ぺい率の割合の例】※敷地面積50坪の場合
建ぺい率 建築面積
50% 25坪まで
80% 40坪まで

家の軒や庇などは、柱の中心部から1mを超えなければ建築面積に含まれませんが、1mを超える部分については建築面積に含まれます。
そのため、建物が建ぺい率ぎりぎりで建てられている場合は、90cm(1m未満)の庇しか設置できないことになります。
庇を後付けする際は、自宅の建ぺい率について事前に調べておきましょう。

 

2.DIYは危険  

庇は、素材によっては軽量でサイズもコンパクトなので「DIYができるのでは?」と考える人もいるでしょう。
しかし、設置方法を間違えると外壁にヒビや割れが生じることもあるため、見よう見まねでDIYをするのは危険です。

庇を安全に設置するためには、外壁にある程度の強度が必要です。
外壁には次の3種類があり、強度も設置方法もそれぞれ異なります。
 ・コンクリート造(RC/SRC)
 ・軽量気泡コンクリート造(ALC)
 ・木造(サイディングなど)

ALCは気泡を含んでいるため、同じコンクリートでもRCやSRCと比べて脆いです。
また木造の建物の場合は、家中に立てられた主柱や間柱の場所を探して庇を取り付ける必要があります。


やり方を間違うと庇が落下するなどの事故につながる恐れがあるため、庇の後付けは専門のリフォーム会社に依頼しましょう。


 

まとめ

玄関の庇は雨よけや日よけの役割があり、建物の劣化速度を抑制することへも繋がります。
後付け可能な庇の種類はいくつかあるため、それぞれの特徴をよく理解した上で最適なものを選びましょう。

庇の後付けは「建ぺい率」や「DIYの危険性」など、注意が必要な事柄もあります。
玄関の庇の後付けについては、信頼できるリフォーム会社に相談することをおすすめします。


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