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外壁に使われるサイディングとは?種類や特徴を解説!

以前はモルタルや板金が多かった家の外壁も、近年はサイディングが主流です。
サイディングの使用率は、国内の新築戸建ての80%を超えています。
おしゃれで人気が高いサイディングですが「どんな種類があるの?」「耐用年数はどの程度?」など、気になる点も多いのではないでしょうか。

この記事ではサイディングの種類や特徴のほか、耐用年数やメンテナンスの方法についても解説します。

 

外壁に使われるサイディングとは?

サイディングとは家の外壁に使用する「板状の外装材」です。
ひと昔前まで外壁といえば、モルタル仕上げが主流でした。
しかしモルタル仕上げは作業に時間がかかるうえに、ヒビが入りやすいという欠点もありました。

サイディングは工場で生産された板材を、金具や釘で張り合わせて施工します。

モルタルと比べて広い面積を短い工期で仕上げることができ、コストも抑えられるという理由から近年人気の外壁材です。

サイディングの表面は塗装仕上げになっています。
塗料は外壁材の保護剤としての機能も有しているため、剥がれると雨などを吸収して、外壁材の内側まで傷んでしまう可能性があります。
そのため定期的なメンテナンスが必要です。

サイディング工事では、サイディング同士の隙間を埋めるため「コーキング剤(シーリング材)」を使用します。
コーキング剤も紫外線の影響を受け、早ければ5~6年で劣化が進むので、補修の必要があります。

 

サイディングの種類

日本で使われているサイディングは「窯業系・金属系・木材系・樹脂系」の4種類です。
それぞれの特徴については、次のとおりです。
 

窯業系サイディング

窯業系サイディングは、繊維質を混ぜ込んだセメントを成型して窯で仕上げます。
家の外壁に一番多く使われていて、使用率は住宅外装材の70%以上を占めるという人気ぶりです。
強度があるため衝撃や地震の揺れに強く、耐火性も高いという特徴があります。
窯業系サイディングは、デザインやカラーバリエーションがとても豊富です。
そのため洋風・和風を問わず、幅広いニーズに対応できることも大きなメリットでしょう。
 

金属系サイディング

金属系サイディングは、スチール・アルミニウム・ステンレスなどが主原料です。
軽量で家の躯体への負担が少なく、既存の壁への重ね張りにも適しています。
金属板と裏打材の間に断熱材を挟んでいるため、断熱性や防音性にすぐれています。
耐水性や耐久性も高く、寒さに強いという特徴もあるため寒冷地の住宅にもおすすめです。
金属ならではのメタリックな質感で、スタイリッシュな印象を与えてくれます。
 

木材系サイディング

木材系サイディングは、天然の木に塗装を施したものです。
天然木なので1枚1枚表情が異なり、張り合わせるとやさしい木の温もりが感じられます。
天然木という特性上、ほかのサイディングよりも耐水性・耐火性は劣ります。
 

樹脂系サイディング

樹脂系サイディングは、すぐれた耐久性と耐候性が大きな特徴です。
塩害や凍害に強く、潮風が吹く海沿いや寒冷地でも安心して使用できます。
重量が軽いため躯体への負担が少なく、色あせしにくいのでメンテナンスが楽ということもメリットです。
樹脂系サイディングは、アメリカやカナダで高いシェアを誇っています。
日本ではまだ馴染みが薄いですが、北海道や東北地方を中心に徐々に注目され始めています。

 

サイディングはおしゃれなデザインが豊富!

レンガ調・タイル調・天然石風・木目調など、さまざまな風合いのサイディングが数多くそろっています。
レンガやタイルと比べると、サイディングは材料費も工事費も安く抑えられます。
軽量で耐久性・耐候性がよく、安い費用で本物に近い質感を表現できるのも魅力のひとつです。

 

サイディングのメンテナンス周期は?

サイディングの耐用年数は、メンテナンスの有無によっても違ってきます。
メンテナンスのサインと周期について、それぞれみていきましょう。

メンテナンスサイン

サイディングの状態から、メンテナンスが必要かどうかがわかります。
このサインを見逃して、メンテナンスを怠れば寿命は短くなり、外壁の交換やなどのリフォームが必要になります。

外壁のメンテナンスサインには、以下のものがあげられます。

【チョーキング現象がおこる】
紫外線の影響でサイディングの塗膜が剥がれ、塗料の顔料が劣化しチョークのような白い粉を吹きます。

【サイディングが反る】
雨水を吸収するなど、湿気を多く含むことでサイディングが変形します。
 
【ヒビ割れする】
大きな衝撃を受けると、サイディングがヒビ割れすることがあります。

【コーキング剤にヒビや隙間ができる】
コーキング剤はサイディングより早く劣化します。
5~10年くらいで縮みが生じ、ヒビ割れや隙間ができます。
サイディングの状態に応じて、サイディングごとメンテナンスするかコーキング補修するかを決めるとよいでしょう。

サイディングのメンテナンス周期は、次のとおりです。

サイディングの種類別メンテナンス周期

種類 メンテナンス周期
窯業系サイディング 7~10年
金属系サイディング 10~15年
木材系サイディング 8~10年
樹脂系サイディング 10~20年
サイディングを手で触ると白い粉がつく、塗装が剥がれている、ボードが反っているなどの異変があればメンテナンスが必要な時期といえるでしょう。
リフォーム会社に相談することをおすすめします。

ここからはサイディングのメンテナンス方法と費用について説明します。

 

サイディングのメンテナンス方法と費用

サイディングのメンテナンスの方法は「塗装・張り替え・重ね張り」の3種類です。
サイディングの状態により、適切なメンテナンスの仕方は異なります。

メンテナンスの方法や費用について、みていきましょう。
(※費用については、広さ30坪程度の一戸建てを例としています)
(※費用は使用するサイディングの種類や周辺環境によっても変動します)

サイディングの上から塗装

サイディングの劣化が軽微なら、サイディングの上から塗装が可能です。
塗装にかかる費用は、使う塗料の種類によって異なります。
材料費や工事費など、すべて含めた塗り替え費用の目安は100~150万円です。

サイディングの張り替え

サイディングの劣化が進んでいるときは、新しいサイディングへの張り替えが必要です。
使用するサイディングの種類によって、費用は異なります。
材料費や工事費、既存のサイディングを取り外す費用も含めると、施工費は200~250万円が目安です。

サイディングの重ね張り

既存のサイディングの上に、新しいサイディングを重ねて張る方法です。
重ね張りには、軽量の金属系サイディングや樹脂系サイディングが向いています。
材料費や工事費などすべて含めた施工費の目安は、150~250万円が目安です。
既存のサイディングを取り外す手間がないため、張り替えより費用が安く抑えられるケースもあります。

 

まとめ

サイディングは種類によって風合いが異なるため、家の雰囲気をガラリと変えられます。
耐久性・耐熱性が高いこと、デザインやカラーバリエーションが豊富なことも人気の理由です。

日本でシェア率が高いのは窯業系サイディングですが、一部地域では樹脂系サイディングも徐々に普及し始めています。
それぞれの特徴をよく理解して、我が家にあったサイディングを選びましょう。

サイディングの美観や機能を保つためには、こまめなメンテナンスが大切です。
外壁のメンテナンスやリフォームに悩んだときは、実績豊富なリフォーム会社に相談しましょう。
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