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玄関をおしゃれに見せる壁紙選びのコツ!張り替え費用はどれくらい?

玄関の壁紙をリフォームしたいけど、どうやって選べばいいかわからないとお悩みではないでしょうか?
玄関は家に入って最初に目につく場所なので、おしゃれな空間にしたいものです。

この記事では「玄関の壁紙のおすすめの色は?」「お手入れが楽な壁紙は?」などの疑問にお答えします。
壁紙のリフォーム費用についても説明するので、ぜひ参考にしてください。


 

玄関をおしゃれに見せる壁紙選びのポイント

玄関の印象は、壁紙によって大きく変わります。
選び方を間違えると、玄関が狭く感じたり重苦しい雰囲気になったりしてしまうことも。

玄関の壁紙選びで失敗しないためのポイントは、次の3つです。
 ・空間を広く見せる色を選ぶ
 ・アクセントクロスでメリハリをつける
 ・機能性壁紙を選ぶ

これから順に見ていきましょう。

 

空間を広く見せる色を選ぶ

同じ広さの空間でも、使用する壁紙の色によって広さが違って見えることがあります。
これは「色味・明るさ・鮮やかさ」の違いによるもので、玄関を広く見せたいなら「明るくて淡い色」の壁紙を使うのがおすすめです。

色には無彩色(白・黒・グレー)と有彩色があり、有彩色は大きく分けると「暖色系」と「寒色系」の2種類があります

【無彩色】
無彩色の中でも白は「膨張色」で、黒は「収縮色」とされています。
白を使うと開放的な広い空間になりますが、黒を使うと引き締まった空間に感じられます。


【暖色系】
暖色系(赤・オレンジ・黄)は「進出色」と言われ、前に飛び出すように見えるという特徴があります。
明るくあたたかい雰囲気を与えてくれますが、使い方によっては圧迫感を感じることがあるため、空間を広く見せたい場合に工夫が必要です。


【寒色系】
寒色系(青緑・青・青紫)は「後退色」と言われ、後ろに下がって見えるという特徴があります。
空間を広く見せてくれますが、濃い色だと圧迫感を感じることもあるため、寒色系を使うときは淡い色がおすすめです。


これらを踏まえた上で、実際に空間を広く見せてくれる壁紙について見ていきましょう。


清潔感のあるホワイト系
明るく清潔感がある白色は、膨張色のため空間が広がって見えます。
シンプルな色でどんな玄関家具にも調和するため、迷ったときはホワイト系がおすすめです。

ただし白色は光を反射するため、照明や太陽光が当たると目がチカチカしてしまうことがあります。
ホワイト系の壁紙を使うなら、真っ白ではなく自然な白色のオフホワイトがよいでしょう。


あたたかみのあるベージュ系
少し黄みを帯びたベージュ系の壁紙は、あたたかみのある落ち着いた雰囲気の玄関にしてくれます。
ただし、濃い色のベージュはくすんだ印象になりがちで、空間を狭く感じさせてしまう可能性も。
ベージュ系の壁紙を使うときは、光を拡散しやすい、淡い色のベージュの方がより玄関を広く見せてくれます。


淡いブルーやグリーン
「白やベージュはシンプルすぎる」という場合は、淡い色みのある壁紙を使うとよいでしょう。
寒色系の壁紙は空間を広く見せる効果があるので、薄めのブルーやグリーンなどを使うと明るく爽やかな印象になります。


モダンな縦ストライプ
玄関の天井が低い場合は、縦ストライプの壁紙もおすすめです。
ストライプ柄は空間を長く見せる効果があるため、縦に張れば天井の圧迫感を軽減してくれます。

ストライプの幅は太めよりも細めで、使用する色は淡く明るい色にするとモダンな印象に仕上がります。
無地の壁紙は単調になりがちですが、ストライプ柄を使うと玄関のアクセントにもなってくれます。

 

アクセントクロスを取り入れる

「単色では物足りない」「少し個性を出したい」という場合は、アクセントクロスを取り入れてみてはいかがでしょうか?
アクセントクロスとは壁の一部分だけ違う壁紙を張る方法で、単調になりがちな空間にメリハリを与えてくれます。

アクセントクロスを取り入れるポイントは、次のとおりです。


奇抜な色やデザインは避ける
本来アクセントクロスは同系色や控え目な柄よりも、パッと目を引く壁紙の方が効果を発揮しやすいです。
しかし、玄関ホールの空間は限られているため、あまり奇抜なデザインだと圧迫感を感じてしまうことがあるため注意しましょう。


アクセントクロスの位置
アクセントクロスを際立たせながら空間を広く見せるためには、アクセントクロスの位置がポイントになります。
例えば、入口正面の壁にアクセントクロスを使用すると、空間に奥行きが生まれるため玄関が広く感じられます。


ベーシックカラーとのバランス
「柄×柄」や「同系色」の組み合わせは、デザインの違いがわからず全体的にぼやけた印象になってしまいます。
アクセントクロスで失敗しないためのポイントは、ベーシックカラーとなる壁紙を「無地の淡い色」にすることです。
そうすればどのような色や柄を選んでも、アクセントクロスの効果が発揮しやすいでしょう。

 

機能性の高い壁紙を選ぶ

お手入れのしやすさを重視するなら「機能性壁紙」がおすすめです。
玄関は靴の汚れや手垢などがつきやすい上に、臭いや湿気がこもりやすい場所でもあります。
機能性壁紙にはさまざまな便利機能が備わっているため、通常の壁紙よりも掃除がしやすく、玄関をクリーンな状態に保ってくれます。

ここでは、玄関におすすめの3つの機能性壁紙について紹介します。


汚れ防止機能のある壁紙
防汚機能がついた壁紙は、汚れや傷がつきにくいようにコーティング加工されています。
汚れてもふき取りやすく物をぶつけても傷がつきにくいため、日々のお手入れの負担が少なくてすみます。


撥水コートを施した壁紙や調湿壁紙
雨の日は、靴や傘の水滴で玄関の壁も濡れてしまいがちです。
撥水コートを施した壁紙なら水分を弾いてくれるので、壁紙についた軽い汚れもシミになりにくいでしょう。

また外気の影響を受けやすい玄関には、湿気を調整してくれる「調湿壁紙」もおすすめです。
調湿壁紙は湿度が高いときは余分な湿気を吸収し、空気が乾燥しているときは湿気を放出してくれます。
そのため、年中通して快適な玄関をキープできます。


消臭機能のある壁紙
玄関の臭いが気になる場合は、消臭効果のある壁紙が効果的です。
表面に加工された消臭剤が臭いを分解除去してくれるため、玄関に嫌な臭いがこもるのを防いでくれます。
生活臭以外にも、ホルムアルデヒドを低減してくれる壁紙もあります。


 

玄関の壁紙の張り替え費用

玄関の壁紙のリフォームにかかる費用は「材料費・作業費・廃材処理費」の総額です。
壁紙自体の価格相場は、機能性壁紙を含めて1,000~2,000円/㎡くらいです。
壁紙代・作業費・廃材処理費を合わせた張り替え費用の総額は、1~2帖の広さの玄関で5万円前後でしょう。

玄関が吹き抜けになっていて「壁の面積が広い」「足場を組む必要がある」という場合は、別途費用がかかります。


 

まとめ

玄関を広く見せたいなら、ホワイト系やベージュ系の壁紙がおすすめです。
色付きの壁紙にするときは、明るく淡い色を選ぶとよいでしょう。
ストライプ柄は縦の空間を長く見せてくれますし、アクセントクロスは単調な空間にメリハリを与えてくれます。
玄関の状況に応じて、最適な壁紙を選びましょう。

玄関を快適な空間にするためには、便利機能が備わった「機能性壁紙」がおすすめです。
機能性壁紙にはさまざまな種類があり、複数の機能を兼ね備えた製品も販売されています。
玄関の壁紙のリフォームについてお悩みなら、まずは信頼できるリフォーム会社に相談しましょう。


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