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リフォームでテレワークを快適に!場所別ワークスペースづくりのコツを解説

新型コロナウイルスの影響もあり、この数年間でテレワークを導入する企業が増えました。
しかし、自宅環境が整わないままテレワークをすることになり、困っている人も多いのではないでしょうか?

この記事では、テレワークを快適にするための住まいづくりのコツを解説します。
リビングや和室など、場所別に見たワークスペースのリフォームのポイントも紹介するのでぜひ参考にしてください。


 

高まるテレワーク導入率

民間企業におけるテレワークの導入率は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり急速に高まっています。

テレワークの実施率は、1回目の緊急事態宣言時には17.6%から56.4%へと上昇。
緊急事態宣言解除後には数値は低下したものの、2回目の緊急事態宣言時には再び38.4%に上昇しました。


またパーソル総合研究所が行った調査では、緊急事態宣言が解除された後でも、テレワークは一定程度の定着傾向があるという結果が出ています。
参考:パーソル総合研究所「第五回・新型コロナウイルス対策によるテレワークへの影響に関する緊急調査

働き方改革によりテレワークは以前から推奨されていましたが、企業における導入率は思うように伸びていませんでした。
しかし、新型コロナウイルス感染症の急拡大により、この数年間でテレワークを導入する企業が急増した結果となりました。

地域別、業種別に見たテレワークの実施率は次の通りです。(2020年11月時点)

【地域別】
 1. 関東:36.3%
 2. 近畿:20.8%
 3. 東海・北陸・甲信越:15.9%
 4. 北海道・東北:12.4%
 5. 中国・四国・九州:11.2%

【業種別】
 1. 情報通信業:55.7%
 2. 学術研究、専門・技術サービス業:43.2%
 3. 金融業、保険業:30.2%

一方、テレワークの実施率が低い業種は次の通りです。
 ・医療、介護、福祉:4.3%
 ・宿泊業、飲食サービス業:11.1%
 ・運輸業、郵便業:11.3%

参考:総務省「デジタルで支える暮らしと経済」


 

テレワークを快適にする住まいづくりのコツ

快適なテレワークを実現するためには、ワークスタイルとライフスタイルのバランスを考えることが大切です。
「週に何回テレワークをするのか」「家に小さな子供はいるのか」など、働き方や取り巻く環境により最適なワークスペースが異なるためです。

ここでは、テレワーク生活を快適にするための住まいづくりのポイントを紹介します。

 

落ち着いて集中できるスペースを確保

テレワークでありがちな悩みと言えば、オンとオフの切り替えが難しいことではないでしょうか?
一般的な家庭だと、リビングやダイニングでテレワークをするケースが多いでしょう。
しかし、リビングやダイニングでのテレワークは、食事の時間になると片づけないといけなかったり、家族の姿や声が気になったりして作業に集中できないこともあります。

居住空間で落ち着いて仕事をするためには、プライベートと切り離して集中できる空間が必要です。
家庭環境に応じて「個室」「半個室」「間仕切りを付ける」など工夫をすれば、仕事に集中できるスペースを確保できます。

 

Web会議を行うなら背景も意識

自宅でWeb会議に参加する際の懸念材料は「画面に映りこむ部屋の様子」です。
例えば室内物干しの洗濯物など、プライベートが丸見えになってしまうのはお互いに気持ちの良いものではありません。

Web会議システムには、バーチャル背景を設定できるものもあります。
しかし、好みの画像がなかったり、設定をし忘れたりして、うっかり部屋が映ってしまう可能性もあります。
Web会議を自宅で行うなら、背景も意識したワークスペース作りが必要でしょう。

 

子供と一緒に過ごせるワークスペースもおすすめ

理想のテレワークスペースは、1人で集中できる空間と考える人も多いでしょう。
しかし、小さな子供がいるご家庭などは、必ずしも独立したワークスペースが良いとは限りません。

自分が仕事をしながらも、子供がお絵描きや宿題をする様子が見られる空間だと安心ではないでしょうか?
この場合はリビングやダイニングの一角に、子供と過ごせる多目的スペースを作るのも良いでしょう。

 

夫婦それぞれのテレワークスペースも

テレワーク需要が高まった近年では、夫婦でテレワークというご家庭も少なくありません。
互いが同じ場所で仕事をしていると「作業に集中できない」「スペースが狭い」などのほか「Web会議の予定が重なってしまう」という問題が発生するケースもあります。

このような事態を避けるために、夫婦それぞれのテレワークスペースがあれば便利です。
各々の業務内容やWeb会議の頻度などを考慮したうえで、ワークスペースをデザインすると良いでしょう。


 

【場所別】リフォームで叶えるテレワークスペース

元々書斎があるケースなどを除き、既存の住宅ではテレワークを考慮した設計になっていないことがほとんどです。
ここでは、場所別に見たテレワークスペースのリフォームポイントについて解説します。

 

リビングをテレワークスペースに

家の中でも広さがあるリビングは、ワークスペースを確保しやすい場所の1つです。
独立したスペースはもちろん、間仕切りなどを使ったセミオープンタイプや、フルオープンタイプのワークスペースを作ることもできます。

通常は夫婦別々のワークスペースが好まれますが、例えば夫婦で一緒に仕事をしている人などは、同じ空間を共有した方が効率が良いこともあります。
リビングのワークスペースは、目が離せない小さな子供がいるご家庭にもおすすめです。

 

キッチンをテレワークスペースに

キッチンの一角にワークスペースを設けるメリットは、仕事と家事の両立がスムーズなことです。
キッチンのテレワークスペースは、何かとキッチンに出入りすることが多い子育て世帯に特におすすめです。

キッチンにワークスペースを併設すれば、仕事も家事効率も上がります。
ただし、キッチンは火や水を扱う場所です。
ワークスペースはコンロやシンクから距離を置くなど、配置場所を十分検討しましょう。

 

和室をテレワークスペースに

和室の使い道に困っているなら、思い切ってテレワークスペースにリフォームしてみてはいかがでしょうか?
マンションだと和室はリビングに併設されていることが多いですが、間仕切りの使い方次第で、完全個室にもオープンにもなるため便利です。

和室をワークスペースにする場合、デザインを変更して洋風に使うこともできます。
また、小上がりを利用した掘りごたつ風など、和室ならではの畳を活かしたリフォームをするのも良いでしょう。
和室のテレワークスペースは「和室を有効活用したい」という人におすすめです。

遠鉄のリフォーム「和室をテレワーク空間に!」

 

寝室をテレワークスペースに

通常、寝室と言えば日中は使用していないことがほとんどです。
そのため空間に余裕があれば、寝室にテレワークスペースを設けるのも1つの方法です。
寝室は静かで落ち着いた場所なので、仕事に集中しやすいというメリットがあります。

寝室のテレワークスペースは、夫婦ともにテレワークが多いご家庭におすすめです。
2人ともテレワークだと、同時間帯にWeb会議の予定が入ってしまうこともあるでしょう。
同じリビングで会議をすると互いの声が気になりますが、どちらかのワークスペースが寝室にあれば、同時間帯のWeb会議もスムーズです。
ただし寝室という場所柄、背景には気を遣う必要があります。


 

まとめ

快適なテレワーク生活のためには、仕事内容や家庭環境に応じたスペースの確保がポイントとなります。
ワークスペースを設ける場所は、リビングやキッチン、和室、寝室などさまざまです。
テレワークスペースのリフォームをお考えなら、実績豊富な信頼できるリフォーム会社に相談しましょう。


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