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リフォームでアウトドアリビングづくり!魅力や後悔しないためのポイント

アウトドアリビングはおうち時間を快適にし、家族や友人と充実した時間を過ごす場所として役立ちます。お子さんやペットが遊ぶスペースとしても重宝するため「安全な場所で外遊びをさせてあげたい」と悩む方にもおすすめです。

アウトドアリビングをリフォームで作る際は、費用やポイントなどを押さえて計画しましょう。

この記事では、アウトドアリビングの魅力や費用相場、後悔しないための計画の立て方について解説します。ぜひ、アウトドアリビングづくりの参考にしてみてください。

アウトドアリビングとは?

アウトドアリビングとはリビングルームのような快適さを、屋外に取り入れた空間のことです。屋内のリビングとつながる形で設けられることが多く、屋外ならではの開放感と家でくつろぐ安心感を味わえます。

アウトドアリビングの使い方は多岐にわたり、ライフスタイルや家庭に合わせた使い方が可能です。たとえば、お子さんがいる家庭では外遊びの場に、在宅ワークをしている方の場合はリフレッシュできる場所として活用する、といった使い方があります。

このようにアウトドアリビングはおうち時間の快適性と、日常生活の豊かさを向上させるのに、大きな役割をもつ空間なのです。

アウトドアリビングをリフォームでつくる場合の費用相場

【費用相場】15万円〜130万円前後

アウトドアリビングは、リフォームで後付けすることもできます。リフォームでアウトドアリビングを作る際の費用相場は、15万円〜130万円前後と金額に幅があり、広さや用いる素材、設備などによって異なります。

たとえば、タイルデッキやウッドデッキの設置のみであれば、15万円〜40万円前後でアウトドアリビングをつくることが可能です。日除けや雨よけとなる屋根を設ける場合は、さらに50万円ほどの追加費用が必要になります。

目隠しを設置する場合は、20万円ほどが追加費用の目安です。そのほかに照明や洗濯物干しなどの設備を設けると、総額はさらに高くなります。

リフォームでアウトドアリビングをつくる魅力とは?

リフォームでアウトドアリビングを設置することで、どのようなメリットを得られるのでしょうか。

ここからは、アウトドアリビングを取り入れることの魅力を解説します。

子どもやペットが安全な環境で遊べる

アウトドアリビングは家の敷地内に設置されています。

家とつながる屋外であるため、大人の目が届きやすく、家のことをやりながら子どもやペットが遊ぶ様子を見守れます。

また、道路に飛び出したり見知らぬ人に声をかけられたりする危険性も低減できます。安心して遊ばせられるため、子どもやペットのいる家庭では重宝するでしょう。

気分転換がしやすくなる

最近は在宅ワークを導入する企業も増えています。

家で仕事をすることで通勤や退勤の手間が減り仕事の効率化が実現します。しかし一方で、家の中に篭りがちになることに、ストレスを抱える方もいるでしょう。

アウトドアリビングは、ちょっとした気分転換を図るのに理想的な空間です。

家にいながら外の空気を感じられるため、心身をリフレッシュできます。

アウトドアアクティビティを自宅で楽しめる

バーベキューやホームキャンプのようなアウトドアアクティビティを自宅で気軽に楽しめるのも、アウトドアリビングの魅力です。

遠出をしなくても、自宅にいながらアウトドアの遊びを堪能できるため、休日や家族との時間がより豊かなものになります。

バーベキューやキャンプが好きな方にとって、アウトドアリビングは重宝する空間となるでしょう。

リビングの開放感が増す

屋内のリビングとアウトドアリビングを繋げることで、リビング空間に広がりを感じられるようになります。

さらに、両方の空間の間仕切りに大きな窓を採用すれば、外の景色が室内の一部のように感じられるでしょう。大きな窓は光や風も取り入れやすいため、視覚的にも感覚的にも、リビングの開放感が増します。

アウトドアリビングづくりで後悔しないためのポイント

アウトドアリビングをつくったものの「思ったより使わなかった」「外部からの視線が気になる」などが原因となり、設置を後悔するケースもあります。

アウトドアリビングづくりで後悔をしないために、次のポイントを押さえた上で設置を計画しましょう。

使用目的を明確にする

アウトドアリビングを計画する際は、具体的な使用目的をあらかじめ決めることが大切です。

「子どもの遊び場として活用したい」「家族での食事やリラックスの場を作りたい」など、目的に応じた設計を考え、必要な設備を整えることで、アウトドアリビングに対する満足度が高くなります。

また、将来的な変化も見越してデザインしておくことも大切です。

たとえば子どもが成長して遊び場としての用途が減った場合でも、大人のくつろぎスペースやガーデニングエリアとして転用できる柔軟なデザインにしておけば、長く使い続けられるアウトドアリビングになります。

目隠しを設ける

近隣住宅との距離が近い場合や、道路に面している家の場合、外部からの視線が気になりアウトドアリビングでのんびり過ごせないかもしれません。

アウトドアリビングの快適性を保つためにも、プライバシーを守る目隠しの設置を検討してみましょう。

フェンスを設置したり庭木を植えたりすることで、自然に視線を遮ることができます。

また、目隠しを設置する際は採光や通風を妨げないことも大切です。目隠しの高さや角度に注意して、リビングやアウトドアリビングの快適性が損なわれないようにしましょう。

以下の記事では、フェンスに関する詳しい内容を解説しています。アウトドアリビングの目隠し方法を検討する際は、ぜひ参考にしてください。

関連記事:
フェンスのリフォームの費用相場は?フェンスの種類や選び方を解説 

屋根付きにする

日差しが入り込みすぎるアウトドアリビングで、長時間のんびり過ごすことは困難です。また、雨の多い季節はアウトドアリビングを使えず、外で遊びたい子どもやペットにとってストレスになることも考えられます。

アウトドアリビングに屋根を設けることで、これらの問題を解消できます。

日差しや雨を遮ることは、アウトドアリビングの寿命にも良い影響を与えるため、アウトドアリビングをつくる際は屋根の設置をおすすめします。

メンテナンスの必要性を考慮する

アウトドアリビングは常に外気にさらされており、劣化しやすい環境にあります。定期的にメンテナンスをし、快適性を損なわないようにしなくてはなりません。

たとえば、ウッドデッキの場合は年に1〜2回の頻度で、防水・防腐処理などが必要です。またシロアリの被害に合わないように、防蟻対策も施しておくと良いでしょう。

タイルデッキの場合は重たい物を落とすことで、割れや欠け、目地の破損などが生じる可能性もあります。放置しておくと雨水がタイルデッキ内部に侵入し、タイルが剥落する危険性が増します。

破損が生じたら放置せず、なるべく早くリフォームすることが大切です。

水栓を設置する

庭につながるアウトドアリビングの場合、庭で遊んでいた子どもやペットが汚れた状態でアウトドアリビングを通り、そのままリビングに入ってくることもあるでしょう。

アウトドアリビングの近くに水栓を設けることで、汚れをアウトドアリビングや室内に持ち込まずに済みます。

また、バーベキューをした後なども水栓があることでその場で片付けができて便利です。アウトドアリビングの掃除もしやすくなるため、アウトドアリビング付近には水栓を設置すると良いでしょう。

アウトドアリビングに家具を追加する場合の注意点

アウトドアリビングにソファーやテーブルなどの家具を置くことで、より快適な空間になります。

ただしアウトドアリビングは風雨や紫外線に晒される場所のため、設置する家具はアウトドアに適した耐久性を備えていることが大切です。

たとえばアルミフレームやラタン風の樹脂製家具は耐候性が高く、屋外環境での長期利用に適しています。クッションなど布製品を置く場合は、撥水加工やUVカット加工が施されたものを選ぶと、お手入れの負担も少なく、美観を保ちやすくなるでしょう。

さらにアウトドアリビングを大人数で使用する機会の多い家庭では、家具の動かしやすさも重要です。折りたたみ式や軽量タイプの家具を設置することで、人数やシチュエーションに合わせて柔軟に出し入れや場所の移動などができます。

アウトドアリビングをリフォームで実現した施工事例

ここからは遠鉄のリフォームがお手伝いしたアウトドアリビングのリフォーム事例をご紹介します。

子どもがのびのび遊べるアウトドアリビング(掛川市I様邸)

Before
After
施工内容 ・サンルーム設置工事
・人工芝工事
・その他外構改修工事
工事期間 1ヶ月
使用商材 ・サンルーム:YKKAP ソラリア囲い
・人工芝:オンリーワンクラブ プロターフ
築年数 約15年
工事費用 約280万円

読書好きのお子さまが、明るい空間でのんびりと本を読めるようにと、サンルーム型のアウトドアリビングを設置した事例です。

腰パネルも設置したことで外部からの視線が入りにくくなり、多様な使い方ができる空間になりました。

施工事例の詳細はこちら

樹脂製デッキにリフォーム(袋井市 S様邸)

Before
After
施工内容 ウッドデッキ交換工事
工事期間 3日間
使用商材 ウッドデッキ:三協アルミ 人工デッキ ひとと木2
築年数 14年
工事費用 約55万円

年数が経過したウッドデッキを樹脂製デッキにリフォームした事例です。色褪せの心配やメンテナンスの負担も少ない、快適なアウトドアリビングが完成しました。

施工事例の詳細はこちら

まとめ

アウトドアリビングを設置することで、家族と過ごす時間がより豊かになります。

リフォームでアウトドアリビングづくりを計画する際は、設置目的を明らかにし、必要な設備やそれぞれの設置費用の目安などを確認することが大切です。また、アウトドアリビングに置く家具を選ぶ際は、耐久性や機能性を重視しましょう。

アウトドアリビングをリフォームで実現し、暮らしの充実性や快適性を高めてみてはいかがでしょうか。
静岡県西部・浜松のリフォーム・リノベーションなら、信頼と実績で選ばれる遠鉄のリフォームへ。

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